今回は大和ハウスで実際に建てた二世帯住宅の紹介です。
大和ハウスは知名度の高いハウスメーカーで全国規模なので知っている人も多いのではないでしょうか。
そんなハウスメーカーで実際に建てた人の金額や広さ、良かった面や後悔しているポイントをまとめてみました。
大和ハウスの二世帯住宅とは?
大和ハウスの二世帯住宅は
どうしてもヘーベルハウスや三井ホーム、積水ハウスに比べると知名度は低いかも・・・
と思いがちですが、
大和ハウスが気に入って二世帯住宅を施工しているオーナーさんはいるので
実績もあるので任せやすいです!
大和ハウスが二世帯住宅で選ばれる理由
大和ハウスは、国内でもトップクラスの実績を持つハウスメーカーとして、二世帯住宅でも人気を集めています。以下の理由が挙げられます:
- 設計自由度の高さ
家族のライフスタイルに合わせた間取りや機能性を提案する「邸別自由設計」により、理想の住まいを実現可能です。 - 耐震性・耐久性の安心感
独自の技術を駆使して、高い耐震性能と耐久性を備えた住宅を提供。 - 豊富な選択肢
完全分離型や部分共有型など、多様な二世帯住宅プランを用意しており、親世帯と子世帯それぞれのニーズに応えます。
完全分離型と部分共有型の特徴
- 完全分離型
親世帯と子世帯が玄関や水回り、リビングなどを完全に分けた設計。プライバシーを重視する家庭に最適です。
メリット:お互いの生活スタイルを尊重しながら、干渉を最小限に抑えられる。
デメリット:共有部分が少ないため、建築コストが高め。 - 部分共有型
リビングや玄関を共有する一方、寝室や水回りを個別に設ける設計。適度な距離感を保ちながら交流も可能です。
メリット:建築コストを抑えられ、自然なコミュニケーションが取りやすい。
デメリット:共有部分での生活音やプライバシーの配慮が必要。
高い耐震性と省エネ性能
大和ハウスの二世帯住宅は、耐震性能が高く、地震に強い家づくりが特徴です。独自の「ダイナミックフレームシステム」や「XEVOシリーズ」では、地震の揺れを効果的に分散し、家族の安全を守ります。
また、最新の断熱材や高性能窓を使用し、省エネ性能を高めることで、年間の光熱費を削減。全館空調システムや太陽光発電の導入も可能で、快適さと環境への配慮を両立しています。
大和ハウスの二世帯住宅の見積もり内容
40坪モデルの見積もり例
大和ハウスの40坪モデルでは、建物本体価格は坪単価70万円~90万円が一般的です。
標準仕様の場合、総額で2800万円~3600万円程度の価格帯が予想されます。
この価格には、外壁材、断熱性能、標準設備(キッチン、バスルーム、トイレなど)が含まれますが、
オプションの追加によって最終的な金額は変動します。
建物本体価格とオプション費用の内訳
- 建物本体価格:坪単価70万円~90万円が目安。標準仕様で40坪なら約2800万円。
- オプション費用:
- 全館空調システム:約200万円~300万円
- 太陽光発電システム:約150万円~200万円
- 高級仕様のキッチンやバスルーム:約100万円~300万円
オプションを多く追加することで、見積もり額が大きく変動します。
事前に優先順位を決めて選択することが重要です。
外構工事や地盤改良費を含めた総額
二世帯住宅では、建物本体価格以外にも以下の費用が必要です:
- 外構工事費
駐車場や庭、フェンスなどの工事費用として、約100万円~300万円が必要。 - 地盤改良費
地盤調査の結果次第で必要になる場合があり、費用は約50万円~150万円が目安。 - 諸費用
設計費、建築確認申請料、税金などで総額の5%~10%を見積もる。
総額の目安
40坪モデルの場合、建物本体価格に外構工事や地盤改良費、諸費用を加えると、約3500万円~4500万円程度が想定されます。
大和ハウスで二世帯住宅を建てるメリット
耐震性・耐久性に優れた構造技術
大和ハウスは、独自の耐震技術である「ダイナミックフレームシステム」を採用し、
地震大国である日本において安全性の高い住宅を提供しています。
この技術は建物全体を一体化させ、地震のエネルギーを効果的に分散することで、
揺れを最小限に抑えます。
また、耐久性に優れた材料を使用することで、長期間安心して住み続けられる住宅を実現しています。
特に二世帯住宅は、家族全員が同居するため、安全性は最優先事項です。
大和ハウスの耐震技術は、こうしたニーズにしっかり応えるものであり、
多くの家庭から信頼されています。
長期保証と充実したアフターサービス
大和ハウスは、長期にわたる保証とアフターサービスが充実している点でも高く評価されています。
構造体や防水部分には30年保証が付与されており、
10年ごとの定期点検を受けることで、保証を延長することも可能です。
さらに、専任のアフターサービスチームが設置されており、
修繕やメンテナンスの相談に迅速に対応。二世帯住宅のような長期間住む家では、
こうした手厚いサポートが大きな安心感をもたらします。
大和ハウスで二世帯住宅を建てるデメリット
大和ハウスで二世帯住宅を建てるデメリット
も中には感じている人もいるようで、ネット上でも色々な感想が書かれていますよね。
実際どんなところがデメリットと感じるのかまとめました!
坪単価が高めで初期費用がかかる
大和ハウスの坪単価は、70万円~90万円が一般的で、
二世帯住宅となるとさらにコストがかさむ可能性があります。
特に完全分離型住宅を選択すると、玄関や水回りを2世帯分設置する必要があるため、
初期費用が高額になりやすいです。
このため、予算に余裕を持ち、費用を細かく管理することが必要です。
オプション追加による費用増加のリスク
大和ハウスでは、標準仕様が充実している一方で、多彩なオプションが用意されているため、
追加費用が発生しやすい点もデメリットです。
たとえば、キッチンやバスルームを高級仕様に変更したり、
スマートホーム機能を拡張したりすると、予算を大幅に超えることがあります。
事前に優先順位を決め、必要なオプションだけを選択することが重要です。
自由設計の範囲が限定される場合も
大和ハウスの「自由設計」は多くのニーズに対応できるものの、
完全オーダーメイドではなく、構造上の制約がある場合もあります。
たとえば、特定の間取りやデザインが技術的に難しい場合、追加費用が必要になったり、
希望通りに仕上がらないことがあります。
特に二世帯住宅は間取りが複雑になりがちなため、設計段階でしっかりと要望を伝えることが大切です。
もし予算に合わなければ、自由設計ではなく、規格住宅の間取りに変更することで
予算内に合うよう提案してくれるかもしれませんね!
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実際の見積もり事例から学ぶ大和ハウスの二世帯住宅
実際に大和ハウスで二世帯住宅を建てた人から感想や実例をもらうことができました!
完全分離型住宅の価格実例
完全分離型二世帯住宅の見積もり例として、延床面積40坪の住宅を建てた場合の総額を挙げます。
- 建物本体価格:3200万円(坪単価80万円)
- オプション費用:300万円(全館空調システム、太陽光発電など)
- 外構工事費:200万円(駐車場や庭の整備)
- 総額:3700万円~4000万円
完全分離型は、プライバシーを重視する分、建築コストが高めになりますが、
世帯間の干渉を減らせるというメリットがあります。
共有型住宅で費用を抑える方法
一方、部分共有型住宅では、共有スペースを設けることでコストを抑えることが可能です。
たとえば、玄関やリビングを共有する設計では以下のような費用イメージになります:
- 建物本体価格:2800万円(坪単価70万円)
- オプション費用:200万円(標準仕様+一部グレードアップ)
- 外構工事費:150万円
- 総額:3150万円~3500万円
共有部分を活用することで、建築費用だけでなく、光熱費や維持費も節約できます。
30代で大和ハウスを建てた人のケース
30代で子供が産まれたことをきっかけに二世帯住宅を建てることを決意したという方です。
良かった点
私たちが二世帯住宅を建築した目的は子供が産まれた時点で、
父と母がすでに高齢であり世話をする必要がありましたが、私以外世話をする人がおらず家族もいたためマイホームを考え始めた時に二世帯住宅として住むということを大和ハウスの営業さんに提案をされて
思い切って二世帯住宅にすることにしました。
そのためにバリアフリーで建築してもらいできるだけ体の負担にならないように建築を配慮してもらいました。
以前父と母が住んでいた家と比べてキッチンやお風呂など手すりがついていたり段差が少なかったりなど現在はとても快適に使用できて満足です。
後悔している点
以前住んでいた家にはお風呂に浴室乾燥機がなく当初はいらないと思いハウスメーカーの方にも提案をいただきましたがお断りさせていただきました。
浴室乾燥機など使ったこともないため特に不便を感じないだろうと思っていましたが
雨の日や寒い日などが外に洗濯物が干せない場合があり室内干しにしてしまうと生乾きの臭いが出てきてしまうため浴室乾燥機は導入した方がいいなと思いました。
ここが唯一の後悔しているところです。
子育て中の世帯でこれから家を建てる人で予算に余裕があればおすすめしたいところです。
こちらの大和ハウスの二世帯住宅にかかった費用は
建坪60坪で建物代5000万円程
引き渡し後坪単価で です。
二世帯住宅に限らず、高齢になってから住む家の必需品といえば
やっぱり
- 手すりがあること
- 段差の少ないバリアフリーな家であること
は大事なポイントですよね。
最近の新築の家は、階段には標準設備で手すりがついている家が増えてきましたが
お風呂やキッチンの普段よく使う場所には手すりはあると便利なアイテムです。
今はまだ必要がない・・・と思って付けない場合でも、
付けそうな場所に下地だけでも入れておいてもらうと、将来設置するのがとっても便利になります。
家を建てる部分で費用などの面で悩みがちなのが
浴室乾燥機!!!
部屋干し派か外干し絶対派かによっても意見が分かれますし、
家の中で干すスペースがあるかによっても変わりますよね。
費用の面で浴室乾燥機を諦めたいけれど部屋干しをしたい・・・
という場合には、間取りを決める段階で
部屋干しスペースが確保できるか?
設計士さんに聞いてみるのも一つの手ですね。
注文住宅の一番のメリットはある程度自由に設計や予算組みができること。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
住宅ローンや補助金を活用した事例
二世帯住宅は初期費用が高額になりがちなため、住宅ローンや補助金を活用するのがおすすめです。以下は実際の活用例です:
- 住宅ローン控除
年間最大40万円の所得税控除を受けられ、二世帯住宅でも適用可能。 - 地域限定の補助金
一部の自治体では、二世帯住宅に対する補助金や助成金が用意されており、条件を満たすと50万円~100万円の補助を受けられることも。 - 太陽光発電の導入補助
再生可能エネルギーを活用した住宅には、補助金が適用される場合があります。太陽光発電を導入することで、補助金を活用しつつ光熱費を削減することが可能です。
まとめ
大和ハウスの二世帯住宅は、耐震性や快適性、保証制度の充実度で高い評価を得ています。
一方、初期費用や追加オプションのコスト増加などのデメリットもありますが、
共有型設計や補助金の活用などで対策可能です。
これらのポイントを理解し、計画的な家づくりを進めることで、理想の二世帯住宅を実現しましょう!