二世帯住宅を建てるのには一体何坪あれば建てられるのか?
まず二世帯住宅を建てる上で考えてしまうところですよね。
今回は45坪という広さで二世帯住宅を建てた場合、どういった間取りやサイズ感、住みやすさが生まれるのか
実際に45坪で二世帯住宅を建てた実例とともに紹介していきます。
結論。45坪あれば完全分離型の二世帯住宅は快適に過ごせる
建坪45坪というと、イメージがあまり湧かないかもしれませんが
現実的に考えると、結構自由に間取りを考えることができる広さです。
親世帯、子世帯それぞれに
- トイレ
- キッチン
- お風呂
- 洗面所
と、居住スペース確保のために削るか迷う・・・
という場合に挙がりがちなスペースも、45坪ほど建坪があれば
親世帯・子世帯ともに十分なスペースを確保して設置することができます。
なので、一部共有の二世帯住宅にすればもっと広さは確保できるし
完全分離型の二世帯住宅の場合は
親世帯・子世帯のプライバシーを確保して程よい距離感を保ちながら
ほぼ独立した生活をお互いが送れるというわけなので
このくらいの建坪の広さは二世帯住宅、
親・子供との同居に少し不安がある人にもとてもおすすめできる広さです!
完全分離型の45坪の二世帯住宅の間取り例



どちらの間取りも、45坪で各世帯ごとしっかりとしたスペースが確保できていますよね。
上下分離型だけでなく、左右で分けるとちょっと各階がタイトにはなりますが、十分な広さの家が建てられます。
45坪で建てる二世帯は部分共有しなくてもスペースは十分確保できる
上記のような間取りの実例で見ればわかるように、
45坪あると余裕のある家づくりができると思います。
我が家は、玄関だけ共有で上下分離型の二世帯住宅を建設したのですが、
玄関にいる時間はほんの一瞬。
自分達子世帯だけの時間をたっぷり作ることができて
義理の親と1日1回も顔を合わさない日すらあります笑
けれど、上下分離型のメリットでもありデメリットでもある
生活音
はやはり聞こえてしまうので
夜遅くに帰宅したときには静かに過ごすように気をつけていたり
1日1回も顔を合わさなくても、玄関の開け閉めの音で
80歳近い高齢の義理の親の安否確認を耳だけで確保したりと
考え方一つでかなり二世帯住宅で他人と同居する
ということのメリットデメリットを感じることになります。
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45坪で建てる二世帯住宅の費用はいくらになる?

45坪は一般的には決して狭くもなく、かといって巨大でもない広さの二世帯住宅が出来上がります。
もちろん、お風呂は標準的な1坪や1.25坪サイズでキッチンも標準サイズでと
一般的な設備で考えた場合ですが、、、
当たり前ですが、建坪の坪数が大きくなればなるほど建物本体の価格は高くなります。
45坪の場合で、
大手ハウスメーカーでそれなりにオプションをつけた場合は坪単価は約70~100万円ほどと言われているので
建物本体代だけで大手で建てると
3150万円〜4500万円
くらいで建てている人が多いでしょう。
我が家も、一括見積もりのサービスなどを利用して色々と相見積もりをとって
建物本体代と外構費などの家周りの費用合わせて
4500万円で玄関のみ共有のほぼ完全分離型の二世帯住宅を建設しました。
この記事を見て似た広さの建坪で二世帯住宅を建てる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
45坪で快適に暮らせる二世帯住宅のメリットと工夫
45坪で二世帯住宅を建てる場合、限られたスペースで快適に暮らすためには様々な工夫が必要です。
上手に間取りを設計することで、生活空間のゆとりを確保し、
親世帯と子世帯それぞれが独立した生活を送れる環境を作ることが可能です。
1. 動線を工夫して生活スペースを広く
二世帯住宅では、世帯ごとに生活リズムが異なることが多いため、
動線を工夫してお互いの生活が干渉しないようにすることが重要です。
親世帯と子世帯の動線を明確に分け、プライバシーを確保することで、快適な生活空間を作ることができます。
親世帯と子世帯で独立した玄関を設置
完全分離型に近い上下分離や左右分離型の二世帯住宅では、玄関を各世帯ごとに設置することが望ましいです。
これにより、お互いの出入りが見られず、気を使うことなく生活ができます。
玄関を共有する場合も、配置に工夫を凝らし、
お互いの気配を感じないようにすると良いでしょう。
キッチンの配置でプライバシーを保つ
キッチンは生活音が発生する場所でもあるため、親世帯と子世帯が共有する場合は防音を考慮する必要があります
各世帯にキッチンを設ける場合は、配置を工夫し、
音が伝わりにくい場所に設置することで快適さを保つことができます。
階段や廊下の配置でスムーズな動線を確保
二世帯住宅の中でも45坪という限られた空間を有効に使うためには、
階段や廊下を効率よく配置することが大切です。
階段はお互いの生活空間の間に設けることで、互いの生活が交わらない動線を確保できます。
また、廊下を短く設計することで無駄なスペースを減らし、居住空間を広く取ることができます。
2. 収納スペースの充実で居住空間を広く保つ
限られたスペースを有効に使うためには、収納スペースを効果的に設けることが大切です。
二世帯住宅では親世帯・子世帯がそれぞれの生活スペースを持つため、
収納も独立して確保することで居住空間の広さを保てます。
床下収納や天井収納を活用
一般的な収納スペースに加え、床下や天井部分の収納を活用することで、
物が多くなりがちな二世帯住宅でもスッキリとした空間を保つことができます。
特にシーズンごとのアイテムや頻繁に使わないものは、床下や天井収納に収めると良いでしょう。
ウォークインクローゼットを活用
親世帯・子世帯ともに衣類や生活用品が増えるため、
ウォークインクローゼットを設置することで収納スペースを充実させられます。
45坪の二世帯住宅では、寝室や廊下の一角にウォークインクローゼットを設けると、
広々とした空間が確保でき、部屋も整理しやすくなります。
玄関収納でスッキリとしたエントランスを維持
玄関は家の顔とも言われる重要なスペースですが、靴や荷物で乱雑になりがちです。
親世帯・子世帯それぞれの玄関に収納を設けることで、スッキリとしたエントランスを保つことができ、
来客にも良い印象を与えることができます。
45坪の二世帯住宅で発生する費用とコスト削減のポイント
45坪の二世帯住宅を建てる場合、大きめの二世帯住宅になるので
費用が高くなることは必至。。
でも!なんとか削り落とせばいくつかの工夫でコストダウンが可能です。
1. 建設費用の目安と大手ハウスメーカーとの比較
45坪の二世帯住宅を建てる際、建物本体の坪単価は、
ハウスメーカーの選択やオプションの有無により異なります。
大手ハウスメーカーであれば、坪単価は70万円〜100万円程度が相場ですが、
ローコストハウスメーカーを選ぶことで費用を抑えることも可能です。
ローコストメーカーを選ぶメリット
ローコストメーカーでは、建物本体の価格を抑えられるため、
45坪であれば2000万円〜3000万円程度で建てることが可能です。
予算を抑えたい場合は、ローコストメーカーを選ぶことで総額を減らせるため、一つの選択肢となります。
大手ハウスメーカーの特徴と費用感
大手ハウスメーカーを選ぶと、標準仕様の設備が充実しているため、
建設後のメンテナンスコストが少ない点が特徴です。
大手ハウスメーカーを選ぶ場合は、
オプションや保証制度が充実していることから長期的なコスト削減にもつながります。
各社のキャンペーンや割引を活用する
ハウスメーカーによっては、特定の期間に契約することで割引やキャンペーンが提供されることがあります。
二世帯住宅の建設は大きな投資となるため、少しでも費用を抑えるために、
キャンペーン情報を確認し活用すると良いでしょう。
2. 生活コストを抑えるための設備の選択
45坪の二世帯住宅では、光熱費などの生活コストが高くなりがちですが、
省エネ設備を導入することでランニングコストを抑えることが可能です。
省エネ住宅の設備を導入
エコキュートや太陽光発電といった省エネ設備を導入することで、光熱費を抑えることができます。
これにより、毎月の支出を抑えるだけでなく、環境にも優しい生活が実現します。
断熱性を高めた窓や外壁材の選定
断熱性の高い窓や外壁材を使用することで、冷暖房効率が向上し、光熱費を削減できます。
特に二世帯住宅の場合、世帯ごとに異なる温度管理が必要なため、
断熱性能を高めることで快適な住環境が実現します。
スマート家電で生活を効率化
スマート家電を導入することで、エネルギー管理がしやすくなり、光熱費の削減に役立ちます。
また、二世帯住宅では、家族が多いため、効率的なエネルギー管理が求められるため、
スマート家電が便利です。
3. 長期的な費用対効果を考慮したメンテナンス計画
建物は定期的なメンテナンスが必要ですが、45坪の二世帯住宅では、
適切なメンテナンス計画を立てることで、長期的なコストを抑えることが可能です。
外壁や屋根のメンテナンス頻度の計画
外壁や屋根は数年ごとにメンテナンスが必要です。
初期費用を抑えるために、耐久性の高い素材を選ぶことで、
長期的なメンテナンスコストの削減が期待できます。
設備の更新タイミングと費用の見積もり
エアコンや給湯器などの設備は、更新が必要になるため、そのタイミングに備えた費用の見積もりが重要です。
各世帯での使用頻度を考慮し、適切なタイミングでの更新を計画しておくと良いでしょう。
定期的な点検による修繕費の抑制
定期的な点検を行うことで、大きな修繕が必要になる前に対処が可能です。
修繕費用を抑えるためには、信頼できる点検サービスを利用し、
定期的に家の状態を確認しておくことが大切です。