二世帯住宅で玄関を共有する場合・分ける場合のメリット・デメリット

【PR】当ページのリンクには広告が含まれています。
二世帯住宅 玄関共有2
  • URLをコピーしました!

二世帯住宅を建てるときにまず間取りの要望で聞かれる

玄関は1つにしますか?それとも2つにして分けますか?

住んでみないと想像がつかない部分が多くて

咄嗟に答えられない質問ですよね・・・

あらかじめ、二世帯で済むイメージと将来の家族構成に変更があったときのことも考えられていれば

少しは具体的に希望を伝えられるはずです!

この記事を読んでぜひイメージを膨らませてみてくださいね!!!

目次

二世帯住宅における玄関共有とは?

二世帯住宅では、親世帯と子世帯が玄関を共有するか、それぞれ分けるかが重要なポイントとなります。

玄関共有のメリット・デメリットを理解し、自分たちの生活スタイルに合った選択をすることが大切です。

本記事では、玄関共有の特徴や、分ける場合の利点、具体的な間取り例を紹介します。

玄関を共有する二世帯住宅の特徴

玄関を共有する二世帯住宅は、親世帯と子世帯が同じ入り口を利用する設計です。

このスタイルでは、家族間のつながりを大切にした設計や、コスト削減が可能となります。

間取りや動線への影響

玄関を共有する場合、より広いスペースが必要となり、大容量の収納を設けることが一般的です。

また、動線を工夫することで、家族全員が快適に利用できる設計が求められます。

たとえば、玄関ホールに個別のドアを設け、

それぞれの世帯の居住空間に直接アクセスできるようにすることが効果的です。

玄関を分ける場合の特徴

完全分離型の二世帯住宅では、親世帯と子世帯それぞれに独立した玄関が設置されます。

このスタイルは、プライバシーを重視した生活を可能にします。

完全分離型二世帯住宅の間取り例

完全分離型では、敷地内に二つの玄関を配置し、それぞれの世帯が別々の動線を利用します。

たとえば、1階に親世帯、2階に子世帯を配置する場合、1階と2階にそれぞれの玄関を設けることで、

両世帯が完全に独立した生活を送ることができます。

玄関を分けることで得られる利便性とプライバシー

玄関を分けることで、親世帯と子世帯の生活リズムが異なる場合でも、

お互いの干渉を最小限に抑えることができます。

また、来客対応や郵便物の受け取りも個別に行えるため、生活の利便性が向上します。

二世帯住宅で玄関を共有するメリット・デメリット

玄関共有には家族のつながりを感じやすいという利点がある一方で、

生活リズムの違いやプライバシーの問題が課題となることがあります。

玄関共有のメリット

  1. 建築費用を抑えられる
    玄関を一つにまとめることで、設計・施工のコストを削減できます。特に敷地が狭い場合には有効な選択肢です。
  2. 固定資産税が軽減される場合がある
    一つの玄関で建物を設計する場合、二世帯住宅全体が一つの住宅として評価されることがあり、税負担が軽減される可能性があります。
  3. 共用スペースとして家族が集まりやすい
    玄関は家族が帰宅や外出の際に必ず通る場所です。これにより、自然と顔を合わせる機会が増え、家族間のコミュニケーションが活発になります。

玄関共有のデメリット

  1. プライバシーが確保しにくい
    共有玄関では、他世帯の動向が気になったり、来客時に顔を合わせるなど、プライバシーが確保しにくい場合があります。
  2. 生活時間が異なる場合に音や動線が気になる
    親世帯が早寝早起き、子世帯が夜型の生活をしている場合、玄関の使用音が互いの生活を妨げることがあります。
  3. 郵便物や来客対応が混乱する可能性
    郵便物がどちらの世帯宛か分かりづらい、また来客が間違えて別の世帯を訪問してしまうなどの混乱が起きる可能性があります。

二世帯住宅での玄関共有と間取りの工夫

二世帯住宅では、玄関を共有するか分けるかで間取りや生活の快適さに大きな違いが生まれます。

それぞれの選択肢にはメリットとデメリットがあり、間取りの工夫が鍵となります。

また、固定資産税にも影響するため、税金面の考慮も重要です。

共有型玄関の間取りアイデア

玄関を共有する二世帯住宅では、家族全員が使いやすい設計を取り入れることが大切です。

玄関ホールの広さや動線の確保が、快適な生活のポイントになります。

玄関ホールを広くして収納スペースを分ける

共有型玄関の場合、広々とした玄関ホールを設けることで、快適性が向上します。

家族の人数が多くなる二世帯住宅では、収納スペースの確保が重要です。

  • 靴箱やコートハンガーを世帯ごとに分けて配置することで、混乱を防ぎつつ整理整頓が容易になります。
  • また、大容量のシューズクローゼットを設けることで、季節ごとの靴や傘などもまとめて収納可能です。

玄関からそれぞれの生活スペースに直結する動線を確保

共有型玄関では、玄関から各世帯の居住スペースに直結する動線を作ることが重要です。

  • 玄関ホールにそれぞれの世帯に繋がる独立した扉を設けることで、プライバシーを守りつつ快適な動線が確保できます。
  • 動線を交差させない設計にすることで、日常的なストレスを軽減することが可能です。

分離型玄関の間取りアイデア

分離型玄関では、完全に独立した生活空間を持つことで、

各世帯が自立した生活を送ることができます。プライバシーを重視する家庭に最適な設計です。

玄関を完全に分けた左右対称型の間取り

左右対称型の間取りでは、敷地を効率的に活用しながら、親世帯と子世帯の玄関を完全に分けることができます。

  • 両世帯の玄関の位置を同じフロアに配置し、左右対称のデザインにすることで、家全体のバランスが保たれます。
  • それぞれの玄関の先に独立した生活スペースを配置することで、干渉を最小限に抑えた生活が可能です。

一階と二階で玄関を分けた二世帯住宅の事例

一階に親世帯、二階に子世帯を配置する間取りでは、各階に専用の玄関を設けることが一般的です。

  • 一階の親世帯の玄関は広めに設計し、段差のないバリアフリー仕様にすることで、高齢者にも配慮した設計が可能です。
  • 二階の子世帯の玄関は、階段やエレベーターと直結させることで、利便性とプライバシーの両立を図れます。

まだハウスメーカーが決まっていない。どこにすればいいのか悩んでいるあなたへ。
複数のハウスメーカーへ一括で無料見積もりが出せる
3分で申込みでできるサービスがおすすめ!!!

STEP1
家の希望プランを簡単入力
STEP2
ハウスメーカーをいくつか選ぶ
STEP3
見積もりが届くのを待つだけ!

無料で見積もりを依頼する

-PR-

固定資産税と玄関共有の関係

二世帯住宅では、玄関を共有するか分けるかが固定資産税に影響します。

それぞれのケースで税負担を最適化するためのポイントを見ていきます。

玄関共有が固定資産税に与える影響

共有型の方が固定資産税が抑えられる理由

玄関を共有する場合、建物全体が一つの住宅として評価されるため、固定資産税が軽減される可能性があります。

  • 建物が「単世帯住宅」として評価されると、税率が抑えられることが多いため、コスト面でのメリットがあります。
  • また、敷地面積が狭い場合、共有型の方が税負担を抑えやすいです。

固定資産税を軽減するためのポイント

  • 共有型玄関を選ぶ際には、建物全体を一つの世帯として評価されるよう、建築基準に注意することが重要です。
  • 税金負担を最適化するためには、玄関以外の共有スペースの割合を確認し、必要に応じて調整しましょう。

玄関を分ける場合の固定資産税の注意点

完全分離型と認定される条件

玄関を分けた場合、建物が完全分離型として認定されると、固定資産税がそれぞれの世帯分として評価される可能性があります。

  • 完全分離型とみなされるためには、玄関だけでなくキッチンや浴室などの設備も独立している必要があります。

税金面でのデメリットを補う方法

固定資産税が増加するデメリットを補うために、以下の方法を検討してください。

  • 建築費用の共有: 建築費用を両世帯で分担し、初期投資を軽減。
  • 長期的な運用計画: 賃貸併用や将来的な売却を視野に入れ、コスト回収の可能性を高める。

玄関だけ共有の二世帯住宅を建てた我が家が後悔したこと

我が家は子世帯が主導で二世帯住宅を建てる提案をしてハウスメーカーを探し、

玄関だけ共有の、いわゆる

一部共有型、部分共有型の二世帯住宅を建設しました。

今回は、

そんな玄関だけ親世帯と共有したことで

後悔していることを書いてみたいと思います。

何でも共有すると気を遣うのは当たり前

やはり、住んできた環境が違う相手の家族と一緒に何かを共有するというのは多かれ少なかれ気をつかうものです。

最初は

「何でも言える間柄でいたいから何かあったら言ってね」

とか

「お互い協力し合いましょう」

と和やかなムードから始まるのは当たり前。

でもみんなそれぞれの思いが少なからず存在するわけで、

自分や相手が頑固だなと思うことがあったり

どちらかにこだわりが強すぎて

細かいことに気になり過ぎるような人だと

自覚したり

一緒に住む家族がそうだと思ったら

迷わずに共有場所をなくすことを私はおすすめします!!!

そうしないと、何千万もかけて

ほとんどの人が住宅ローンを組んで家を建てるわけですから

腹を括る意味がなくなって辛くなるだけです!!

我が家が玄関を共有して後悔しているポイント

二世帯住宅 玄関

我が家が玄関だけを親世帯と子世帯が共有して後悔しているポイントというと、

実はほとんどありません!

唯一あるとすれば、

靴の収納をうまく親世帯分と子世帯分で分けられれば良かったかなぁと思うところくらいです。

写真を見てもらえば分かると思うのですが、

我が家は玄関入って土間の横に扉が付いていて、

そこから

シューズインクローゼットのある部分に上がるスペースが付いています。

これは

二世帯住宅だから

玄関の土間を別々にするという

設計士さんが考えた図面に、特に誰も意見を出すことなく

というか誰もイメージが湧かず

そのまま建ったのですが

実際には、

玄関ドアを開けたら子世帯、親世帯関係なくみんな正面の広い土間で靴を脱ぎ

共用スペースとして使われているので

実際にはこの、玄関横のドアは必要なく

ドア代、建設費用が安くなったのではないか?

と思いながら過ごしています。

まぁドア代と言っても10万はかからない金額だと思うのですが、、、

もっと住んだ後にどういう使い方をして家に出入りするのか

を考えるべきだったなと思っています。

玄関を共有することは私は賛成派です

二世帯住宅 玄関共有

私自身の経験も踏まえた上で総合的に考えて、

私は二世帯住宅を建てる上で

将来的に本格的な賃貸併用住宅を考える予定がなければ

玄関のみの共有で部分共有型の二世帯住宅を建てるのはアリだと思います!

その方が、玄関スペースを1箇所だけに集約できる分広く取れるし、

玄関で親世帯と子世帯が一緒になって何かをするという場面は意外と少ないからです。

注意したいのは

靴の収納の仕方、玄関周りの掃除は誰がするのか?

ということの取り決めくらいでしょう。

我が家の場合は、

何も言わずに親世帯が玄関周りの掃き掃除などをやってくれていて

直接そのことに関してお礼を伝えたことや取り決めをしたことはないのですが

玄関くらいは

共有でもトラブルは嫁姑関係のいざこざした感じは1番少ないかな?

と思っています。

潔癖症な親や子供だったり

靴の出しっ放しがどうしても許せない

とか

細かいこだわりがある人は

初めから費用をかけて

狭くても完全分離型で二世帯住宅作りをすることをお勧めします!

そこは嫁姑関係の度合いによるので

人間を見る目を養う人生勉強だと思って

よーく考えてみてくださいね!!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次