土地を買ったり、実家の土地の建て替えとなると
どの住宅メーカーで注文住宅を建てるのか?
が決め手がないと一番時間のかかる悩むポイントですよね。
注文住宅の一括見積もりを出してもらったり、
実際に住宅展示場へ行ってモデルハウスを見て気になったハウスメーカーの見積もりを比較して
外観や間取り・家の設備・見積り額を比べて
最終的には目で見て気に入った家と建物代を比較して検討してハウスメーカーを決めると思います。
最初にお願いする見積もりは
最初からこれは絶対つけるんだ!と決めている設備などはあらかじめ見積もりに入れるけれど
(例えば太陽光パネルや全館空調など)
ハウスメーカーの見積もりを標準仕様で金額を出してもらっても
会社によって標準の仕様が違うのでよく吟味する必要があります。
ただただ、
提示された見積もり額が高いから
という数字だけ見て大手のハウスメーカーを選択肢から外してしまうのはちょっともったいないかもしれません。
見積もり時にまずチェックしたほうがいいポイントとは
私自身が見積もりを数社でもらってみて思ったことは
一括見積もりサイトで希望するものにチェックを入れたり
「標準仕様でお願いします」と見積もりをお願いしても
同じ値段でもお風呂やキッチンのグレードだけではなく
家の強度など構造面でも等級の違いがあるということです。
チェックポイント:建物自体の等級で家の価格が全く違う
CMなどで見かけるような大手ハウスメーカーでは
長期優良住宅の認定を受けられるレベルの等級や、最高等級で家を建てるのが標準なことがほとんどなのに対して
中堅の住宅メーカーなどは
耐震強度は3等級あるうちの2が標準で3等級にするにはオプションで別途料金がかかる
というところなどがあります。
住宅展示場へ行ったり、一括見積もりをもらってパッと見の見た目が気に入ったら
そのメーカーの標準仕様はどういう内容なのか?
を知った上でハウスメーカー選びをすることをオススメします!
「自分が家を建てる土地は地盤がかなり頑丈だと聞いたから耐震等級は2が標準の家でコストを抑えよう」
と思う方もいると思います。
数百万円コストが下がると知ると悩んでしまいますもんね。
けれど、建物代は安くなっても、逆に長期優良住宅の認定が申請できない仕様だったり
してしまうと、住宅ローンを利用する場合には
住宅ローン控除の優遇を受けられなくなってしまうし
すまい給付金などの補助金も受けられない可能性もあります。
また、建ててから加入する人が多い火災保険も
家の構造の耐震等級や火災に対する仕様によって
保険料も変わってきます。
建てる土地や住む人の考えで
最大限コストを抑えた家を建てることができるので
よく吟味してハウスメーカーを選んだ方がいいですね。
【PR】タウンライフ
\ あなたに合ったハウスメーカーが見つかるサービス /
注文住宅でのハウスメーカー選び|見積もりでチェックするべき重要なポイント
注文住宅の建築を進める際、ハウスメーカーの見積もり比較は非常に重要なプロセスです。
同じ「標準仕様」でも、各ハウスメーカーが提供する内容や建物の耐久性、
設備の充実度は異なるため、単に金額を比較するだけでは本質的な違いがわからない場合もあります。
1. 建物の耐震等級と耐火性能|長期的な安心を得るための確認事項
家を建てる際、地震や火災などの災害に対する備えは、長く住み続ける上で欠かせないポイントです。
ハウスメーカーによっては耐震等級や耐火性能が標準仕様として設定されていない場合もあるため、
見積もりを依頼する際に必ず確認しましょう。
耐震等級の違いとメリット
耐震等級は1〜3まであり、3が最も高い耐震性能を持つとされています。
大手ハウスメーカーの多くは、耐震等級3を標準仕様としていますが、
地域密着型の工務店や中堅メーカーでは、耐震等級2が標準で3はオプションとされているケースもあります。
等級が高いほど建物の安全性が増すだけでなく、長期優良住宅の認定を受けるためにも必要な条件です。
耐火性能と火災保険料の関係
火災に強い設計や素材を使用しているかも、見積もりで確認する重要なポイントです。
特に二世帯住宅など、家族が多く生活する住宅では、万が一の際に迅速に避難できる設計や、
火が広がりにくい構造が求められます。耐火性能が高ければ火災保険の保険料も抑えられるため、
建築時に少し予算を追加することで、長期的なコスト削減につながる場合もあります。
長期優良住宅の認定を受けるための条件
耐震性や耐火性に加え、耐久性や省エネ性能なども含めて一定基準を満たした建物は、
長期優良住宅として認定されます。認定を受けると住宅ローン控除の優遇や、
各種補助金制度の対象となるため、金銭的なメリットも大きく、
将来的なメンテナンスコストも軽減できる利点があります。
2. 設備の標準仕様とオプション設定|住宅設備の充実度を確認
ハウスメーカーによって、キッチンやバスルーム、トイレなどの設備の標準仕様が異なり、
同じ金額でも提供される設備が違います。日常生活に密接に関わる設備は、
後からの改装がしにくいため、建築時にしっかりと確認しておくことが大切です。
キッチンとバスルームの設備のグレード
メーカーによって、キッチンやバスルームの設備が標準仕様として含まれる場合と、
オプションになる場合があります。
特に、システムキッチンやユニットバスのグレードはメーカーごとに異なり、
標準仕様が充実しているメーカーであれば、追加コストをかけずに高品質な設備が整います。
日々の家事の負担軽減につながるため、長期的に見ても満足度が高くなるポイントです。
エアコンや太陽光発電設備の追加費用
全館空調や太陽光発電など、省エネや快適性を高める設備も、
ハウスメーカーによって標準仕様に含まれるかオプション設定かが異なります。
エアコンや太陽光パネルは後から追加するのが難しいため、建築時に導入を検討する価値があります。
特に太陽光発電は初期費用がかかりますが、光熱費の削減効果が期待できるため、標準装備かどうかで大きな差が出る項目です。
収納設備とインテリアの標準仕様
生活動線や快適さに影響する収納設備も、ハウスメーカーによって設置の有無が異なります。
特に、クローゼットやパントリー、玄関収納など、収納力の高い家は住み心地がよくなるため、
設置の有無を確認しましょう。インテリアの質やデザインも、
標準仕様でどの程度のクオリティが確保されているかで選ぶと、満足度の高い住まいが実現しやすくなります。
【PR】タウンライフ
\ あなたに合ったハウスメーカーが見つかるサービス /
注文住宅のコストを抑えるための交渉方法|無理なく予算内に収めるポイント
予算が限られている場合でも、ハウスメーカーとの交渉次第である程度の費用削減が可能です。
設備や間取りの選定、施工スケジュールの調整など、コスト削減のためにできる工夫は多くあります。
ここでは、無理なく予算内に収めるための具体的な交渉ポイントをご紹介します。
1. 標準仕様の設備を活用|追加費用を最小限に抑える工夫
注文住宅で予算を抑えたい場合、まずは標準仕様でどこまで対応できるかを確認しましょう。
ハウスメーカーによっては、標準仕様の設備や素材が十分に高品質な場合があり、
追加費用をかけずに満足のいく仕上がりが得られることもあります。
標準仕様の範囲で理想に近づける
例えば、床材や壁紙、照明など、インテリアの細部にこだわりすぎるとオプション費用がかさむことも。
標準仕様内で理想の雰囲気を作り出せるメーカーを選ぶことで、追加費用を抑えられます。
また、オプションを追加する場合も、できるだけコストパフォーマンスの良いプランを選ぶようにしましょう。
節約できる設備の選択肢
エアコンの設置やカーテンの取付など、後から手配できるものは標準仕様に含めず、
後付けで対応する方法もあります。
これにより、ハウスメーカーに支払う初期費用を減らすことができ、
必要なタイミングで設備を追加することが可能です。
2. 自分のライフスタイルに合わせた間取りの最適化
間取りは、生活のしやすさに直接影響しますが、こだわりすぎると工事費用が膨らむ可能性があります。
家族のライフスタイルに合った間取りに調整することで、快適さを確保しながらコストも抑えられます。
部屋数やスペースの最適化でコスト削減
広いリビングや、複数の部屋を持つ間取りは理想的ですが、部屋数やスペースが増えると施工費が増加します。
例えば、子供部屋は小さいうちは一つの部屋としてまとめておき、成長後に間仕切りで対応する方法もあります。
このように、将来的な変化を見越して間取りを工夫することで、初期費用を抑えることができます。
水回りの配置をまとめて工事費を削減
水回りの工事は、浴室、キッチン、トイレなどの配置が分散すると工事費が高くなる傾向があります。
可能であれば、これらの設備を一箇所に集約することで、
配管工事や工事時間を短縮でき、費用削減が見込まれます。
3. 建築スケジュールの調整|オフシーズンで費用を抑える
家を建てる時期によっても費用が変わること
があります。一般的に、住宅業界では繁忙期とオフシーズンがあり、
オフシーズンに依頼すると割引や費用の交渉がしやすくなるケースが多いです。
繁忙期を避けることで費用を抑える
住宅業界では、3月や9月など、年度の切り替わり時期が繁忙期となります。
この時期は需要が高いため、費用が高くなりがちですが
逆に閑散期である夏場や冬の初めに契約すると、工事費が割安になることもあります。
施工スケジュールに余裕がある場合には、オフシーズンを狙って交渉してみるのも効果的です。
複数社に同時期に見積もりを依頼して比較
見積もりを複数社に依頼して同時期に比較することで、他社の価格を参考に交渉ができる場合もあります。
同じ時期に見積もりを依頼することで各社の提示価格に差が出やすくなるため、
最もコストパフォーマンスの良い選択が可能です。